原田英代
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明治神宮にて行われた明治天皇百年祭、前日の儀にて奉納演奏。
明治天皇が御隠れになって100年を迎えた今年、7月28~30日、明治神宮にて明治天皇百年祭が行われました。命日の30日を控えた29日、前日の儀が行われ、それに続いて奉納演奏を行いました。これはコンサートではなく、純粋に明治天皇の御霊に捧げるという主旨の元に行われたもので、明治神宮本殿前で西洋音楽が演奏されたのはこれが初めてのことでした。
【プログラム】
フランツ・シューベルト:即興曲 作品142-2 変イ長調
フランツ・リスト:「なぐさめ」第3番
フレデリック・ショパン:ワルツ 作品64-2 嬰ハ短調
セルゲイ・ラフマニノフ:プレリュード 作品32-5&12
フランツ・リスト:愛の夢 第3番 変イ長調
【プログラムについて一言】
1891年「大津事件」が起こった翌日、行幸され京都でニコライ皇太子をお見舞いになり、更に一週間後、拉致される危険も顧みず神戸港に停泊するロシア軍艦に一人で乗り込まれ、再度お見舞いなさって日本を救われた明治天皇を偲び、プログラムにロシア音楽を加えました。
copyright 竹原伸治